17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義

すべては仮そめのもの、世界は虚構である


たいへんな人数 170名以上(現時点)の方が読まれ
mixiレビューに記されているのに驚いています

みなさんのなかにもきっと読まれた方がいらっしゃるのでしょうね!?
リアルに松岡正剛先生の講義を受講された方はしあわせだと思います
ぼくは、もう、ずいぶん以前に、間違っていなければ、
マイミクシィさんに、松岡正剛さんの
「情報が見える。自分が変わる。ISIS編集学校」
のことを教えてもらったように記憶しています



詳細は何も知らず、論理的解釈に暗く疎いのですが
世界史や日本史等、社会全般学習をこの書のように
総合的な人間文化の流れとして学んでいたら
こんにち、どんなに現実社会に役立ったことでしょう(笑)

歴史上の事件、社会情勢、思想、人物の
多くは名称や時代の照合でその理解度を測るのではなく
あくまでも人間社会を中心に幅広く学びたかった
市井の人間が何を機に、どう動き動かされたかを学びたかった

これまで長年、埋められずにいたこれらの問題点を
容易にわかりやすく自分のなかに大切な血肉として
理解し深く埋めることができた書です

教科書に記されていないことのなかに
人として生きるのに大切なことを社会に出てから
こうした書で学ぶことに矛盾を感じ
教科書っていったい何なんだと滑稽にすら思います(笑)

忘れやすいぼくには、まだまだ学習を求められます
自分の未熟さや無知さ加減をよりいっそう痛く知りました

Amazonのレビューでどなたか触れられていましたが
教科書で学んだことが点とするなら
この書をとおして、それらが絡み線となり
さらには面から人間の感覚を有した次元へのつながり
編集を図られたように思い感謝しています

聖徳太子の「唯仏是真・世間虚仮」という
社会無常観といった思想!?に大いに感動しています


星5つ(評価:星5つが最高、星1つが最低)