原田大助詩画集 好きやって…言わないくらい好きやって(ブック・レビュー)




ちょうど
原田大助さんの詩を一本の木に

その地下茎を
普段の大助さんの生活シーンを語る
山元加津子さんのメッセージで敷き詰められ一ページ構成

テーマを林に、全体を森に
さらには、大助さんの宇宙、世界観がうかがえ
とっても、充実した時間を共有、共生させていただきました。

さらに言い換えれば、
原田大助さんの詩に加え、
生活の様子を山元加津子さんが書き添えています。

この構成で、詩の奥の宇宙、光の明暗が眼前に広がり、
より親しみ、近くに寄って、メッセージが、
きめ細かく伝えられた作品だと思います。

さらには、巻末に、詩ひとつひとつに、
『作品解説』をしていただけたことで、
再度、さらに、こころの整理をさせていただけたようです。



地震など天変地異、
宇宙や地球の活動を回避できないけれど、
人が起こす戦争は阻止できる。

ひょっとして、
人のアイデンティティは、
比較することで確立確認するのだろうか。
もし、そうだとしたら、哀しい。

こんにち、人と人の関わりが、
どんどん希薄になっているように思えてならない。
人と人が真に触れ合い語り合え、互いに、
観音様のように慈しむ時間と場所をもちたいと思う。




満足度:星5つ(評価:星5つが最高、星1つが最低)




きみが すきや
http://blogs.yahoo.co.jp/hagetaka0/54881771.html
さびしいときは心のかぜです(ブック・レビュー)
http://blogs.yahoo.co.jp/hagetaka0/54700339.html