美山漬・パッケージ等デザイン

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もう、30年も昔のことのようです(爆!?)
Amazonでも古書で、すでに入手不能のもののようです。

1978年版パッケージ年鑑に掲載されたものです。
タイトル文字の「美山漬」に関しては、ずいぶん勉強しました。

高槻にお住まいの郷土考古学者、民話を創作されている大御所で、
宇津木秀甫さんに関係者とともにお会いし、
「美山漬」のロゴタイプの方向付けアドバイスをいただきました。

いまも、改めて、宇津木秀甫さんで、
インターネット検索しましたら、たくさんヒットしました。
改めて、驚き、恐縮しているところです。素敵な方です。
そして、お邪魔したお宅&オフィスが板の間で素敵だっことが印象に残っています。

間に立っていただいていた方も、印刷広告業界では有名な方でしたから、
当然といえば当然なんでしょうが、その方の運転で、
この漬け物の里にあたる、京都・京都大学芦生演習林の西に位置する、
http://www.fserc.kais.kyoto-u.ac.jp/asiu/
美しい自然が残る、由良川沿いの里、美山へもご一緒させていただき案内を受けました。
時候がちょうど、実りの秋で、松茸や栗の美味しいのをいただいたのを覚えています。

このときに、自然を含め、言葉で言い表せられないくらい、
たくさんの学びの場を与えていただきました。
そういったことを実現できる、いまとなれば、いい時代背景に位置したのでしょう。

このことが発端となり、いまもぼくのオフィスに大きく鎮座します(笑)
角川書店「書道大字典」上下全二巻を購入しました。
どんなものか、目にしていただきたく、
下記インターネット検索して同じものを発見しました(笑!)
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e77619001
いつか、ここでも画像をアップしましょう・・・

話は外れてしまいましたが、宇津木秀甫さんのアドバイスから、
記憶は曖昧ですが、確か、王羲之の字から
このロゴタイプは誕生しました。

そのほかの瓶のラベル等は、ぼくの筆文字になります。
この制作年のパッケージ年鑑、審査評に記されている筈ですが、
年鑑賞にいま一歩届かず、大きな受賞を逸しましたが、
高い評価をいただきました。
パッケージのバックグラウンドカラーは、わさび色でした。

ずいぶんあとに、ああ、この色使いは、あのときの、
そう、このパッケージカラーイメージだと思った展覧会のチラシを手にしたものです。
残念ながら思い出せないのですが、確か、
ジャン・コクトーピカソプーランク、サティあたりがキーワードのような気がしています。

またまた、余談になりますが、
パッケージ・デザインのバックグウンドに丸い点で木のイメージ表現をしていますが、
この丸、こんにちでいえば、シールをパンチで穴あけ、
通常、パンチのなかにできた円のシールを捨てますが、捨てずに、
ひとつひとつ貼付けて木を表現しています(笑!?)


話がながくなりましたが、ここでさらに、近畿圏の方には、おなじみだろう、
旭食品の旭ポン酢の瓶ラベル、みすぼらしい文字(爆!?)が縦書きで、
なべ物各種からはじまって、うどんのすき、湯どうふ、から・・・たたきまで、
ポン酢の利用料理名!?が記されていますが、
もし、昔と変わっていなければ、そのうちの、どの文字か、
ぼくにも記憶がありませんが、ぼくより先に描かれた方の文字をまねて、
当時、若い、二十歳過ぎのぼくの字が記されています(爆!?)

画像はモノクロームといったこともあって、大きく表示しました。
クリックして、大きな画像をおたのしみください!?

この際ですから、本名を暴露しておきます(笑!?)