映画「Freedom Writer」に、熱い涙!

 
昨日までも涙が、インクになる。
あふれる涙を勇気に変えて-----今日からは違う自分に。

書くこと。
それは心を開くこと。そして、心を繋げること。
それこそが、人間関係の第一歩であることを『フリーダム・ライターズ』は気づかせてくれる。
過酷な生活環境の中でなお、“変わる勇気”を持つことの素晴らしさを伝える爽やかな感動作が誕生した。

それは、一人の新米教師と、一冊のノートが起こした奇跡の実話。

(チラシ広告より抜粋)

日常的に人種間の対立が渦巻くロングビーチの高校で起きた真実の物語。
(CMムービーより聞き取り)




もちろん、ぼくの比じゃないけど、
映画を観ていて、ある小さななかの世界でだけど、
ある意味、ぼくの自伝のようにも思いました(笑!?)


26歳で独立してデザイン・オフィスを構えたものの、
仕事がなく、夜は、デザイン・スクールで、
レタリングを中心としたデザイン全般を指導させていただいた。
でも、しばらくして、首になっちゃいました(笑?)
が、また、しばらくして、復帰することになりました(爆?)

いつか、また、このつづきを記しましょう!
この話を耳にされたことのある受講生の方もおられますが、
思い出すと、涙腺が緩んでしまうもので、
滅多なことでは、話していません・・・


ぼくのデザイン・ワークス講座の一等最初に、
口にしてきたメッセージが、
毎日、自分が生きたという証を、
なんでもいい、
マルマンのクロッキー帳をお薦めしましたが、
どこかに刻み付け、残してくださいとお願いしました。
絵を描いてもいいし、日記を記してもいい、
いまならブログといった、素敵なツールがある。
たとえ非表示でも、ブログに綴り続けてくださいって!

表現することの基本でしょう。
自分と向き合うことでもあり、
複雑、混迷、混沌とする社会のなかに生きて、
素直で正直なという意味での真人間になれるときでもあります。
そう、はだかの自分としっかり向き合って、
いまの自分の座標を宇宙のなかに確認する作業ともいえます。

このところ、ここでも、よく話しているように、
やはり、本を、しっかりたくさん読んで、
そこから、たくさんの考え方を学びたいと思いました。


中学生のときのことも、思い出しました。
韓国人二世と、朝鮮人二世の友だちが歪み合っています。
互いの家族や両親、戦争を知る、また、
憎むように教育された兄弟姉妹の憎しみが、
そのまま二世のぼくの友だちに受け継がれています。
ぼくは、友だちの親兄弟親戚等々、老いた人生の先輩をつかまえて、
憎しみを育ててどうしますか、人類皆兄弟、隣人愛を育みましょうよ!
って、偉そうに説教してまわったものです。
正直いって、いまだに、哀しいかな、その友だちの間に国境はあります。

国境、そう、映画で、教室のまんなかにテープ・ラインがひかれます。
互いに分かれて、ミスGの質問にYes、Noで、Yesだとライン側に寄ります。
生活、社会の中で自分の位置づけ、それは、たとえ、人種間の対立があっても、
人として鑑みたとき、みんな同じなんです、同じ想いを抱いているのです。
歪み合うクラスのメンバーですが、そのことに気づくときでもあるのです。


学校組織の官僚主義部分等々、その葛藤ぶりというか闘いまでも、
まるで、ぼくの場合と似ていたことも、さらに涙を大粒にさせたのでしょうか(爆!?)

官僚的発想からは、なんら改革は望めないことを如実に語ってもいますかね!?







アメリカ・ホロコースト博物館の概要をほんの少しだけど知ったことは大きいです。
http://www.ushmm.org/

アンネ・フランクの「アンネの日記
   『昨日までの涙が、インクになる。』
   映画のなかの『一冊のノート』=『日記』を象徴してもいますね!?





フリーダム・ライター
http://www.fw-movie.jp/

エリンことミスGの実行力と勇気が、ぼくに少しでも欲しい!