友ヶ島散策

 
瀬戸内海国立公園紀淡海峡に浮かぶ沖ノ島(おきのしま)・地ノ島(じのしま)・虎島(とらじま)・神島(かみじま)の4つの島。この4島を総称して友ヶ島と呼んでいます。
島は緑濃い照葉樹林が繁り、昆虫・植物・磯の生きものなど自然がいっぱいで、めずらしい岩石や地層なども見られ、楽しく自然観察できる自然の宝庫です。
古い歴史をもつこの島は、役行者(えんのぎょうじゃ)が葛城修験道(かつらぎしゅげんどう)28宿(しゅく)の第一の宿をこの島においたことでも有名で、観念窟(かんねんくつ)・閼伽井碑(あかいひ)など修験道に関する史跡・行場などが存在します。
(和歌山市観光課発行の友ヶ島パンフレットより)

沖ノ島にて。右に見える小島が神島。
ここまでのハイキング・コースの途中、で木の枝をかける灰色の台湾リス(らしい)を見かけました。
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一等三角点からほんの少し西へ下るタカノス山展望台から、神島、高速艇と野奈浦桟橋を望む
ここより左手西眼下に紀淡海峡は広がり、向かい側に淡路島、さらに左手南には沼島が見える。天候がよければ、遙か彼方に、六甲山脈(神戸方面)、四国、和泉葛城山系も望めるようです。あいにく、この日は、見えませんでした・・・
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大阪の夏祭り、日本三大祭りのひとつ天神祭に欠かせないらしい(笑)ハモの名産地として沼島は有名です。ぼくの知人で裕福な方々は、毎年夏、淡輪ヨットハーバーからこの沼島、淡路へと美味しい魚介料理をもとめて短い夏の航海をたのしまれています。

友ヶ島灯台北西横から大阪湾を望む。眼下には池尻浜、赤い屋根が見える辺り、夏の海水浴場のひとつのようでシャワールームや自販機等々シーズン時のみ開業の旅館はじめ夏の風物詩ともいえるものが静かに来年の夏の到来を待っていました。見づらいですが、左の赤い屋根の下に、蛇ヶ池(じゃがいけ)が手前の池尻(いけじり)広場にかけ細長く伸びています。池ではカルガモ親子のように水鳥の行進が見られました。手入れの行き届かない状態で、背の高い水草が池の周辺を囲っていました。期待しましたが、がまは見られませんでした。
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孝助松の海岸、この海岸手前の池尻広場は、まるでゴルフ場のように一面芝生が広がっています。この写真の中央右端に、その一端が垣間見られます。とりわけ芝生地には鹿の糞がいっぱいでした(笑)http://pds.exblog.jp/pds/1/200611/02/28/b0067528_1126319.jpg

孝助松の海岸一帯は、松の木がたくさん植わっていました。この岩場の上の松!?もそのようですが、台風や強い風雨、潮風で立ち枯れたり、ミラクルリーゼント風の樹形になっている松の木もたくさん見かけました(笑)
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