黛 ジュン全曲集
黛ジュンの「黛 ジュン全曲集」というアルバム
iTMS(iTunes Music Store)がオープンしてからというもの、
時間をみつけては、懐かしい多くの曲とそれぞれ30秒間の再会(視聴)をしてきた。
何十年もの年月が経過し、音楽シーンもずいぶん変わってもなお、
ぼくのなかで、もう一度、聴いてみたい、手にしたい、
印象に残ったアルバムの一枚が、黛ジュンのものだった。
当時、ファンでもなんでもなかったぼくが、いまになってファンになったってわけです(爆)
そういえば、音楽は、いつでも、すぐには、ぼくのからだに馴染まないもののようです。
ぼくの血となり肉となるまでには、たいへんな時間の必要なようです。
歌詞のもつ意味を理解するにも、自分の経験とあわせてみても、必要な時間なのかもしれません。
これから何度も聴きたいと期待し、アルバム購入の動機になった曲が、
「雲にのりたい」と、「夕月」でした。
意外と短い曲だったんだって思いながらも、やはり印象深い曲に変わりはなかった。
このアルバムのなかで唯一のライブ曲「つめたい耳」に心奪われた。
その歌唱力とメッセージの大きさに、切々と胸に届く感動とよろこびをいただいています。
ブログで多くの愛が語られ、しあわせな苦悩と、ぼくはたくさん日々遭遇しています。
時代は変わっても、こと恋愛は、本質的には、なにも変わっていないのを感じます。
でも、若い人たちの姿恰好と行動は、ずいぶん、その魂と異なっているように思えてなりません。
なにもかも、とりわけ自分に素直になっていいんだと思います。
マスコミなどに仕組まれた時の流れに、必死でついて行こうと分不相応に背伸びをしている、
そして、自分を実態のないところに追い込み、結果的に壊していっているように思います。
恋人とは携帯電話で結ばれてるようなものにはしてほしくない。
もっとしっかり寄り添い向かい合って、話をし心を通わせ、
ときには、喧嘩もしっかりして、心の痛みを共有するような、
そんな本物を大切にし、見極めるしあわせな時間をもってほしいと思うのです。
ブランドをかたちづくる、ブランドを育てる力をもってほしいんです。
自分だけの宇宙に唯一無二のブランド、至高の恋愛を手にしてほしいのです。
「黛 ジュン全曲集」
01:天使の誘惑
♪♪好きなのに あの人はいない 話し相手は涙だけなの~
02:愛の奇蹟
♪♪愛されることより 愛する方が しあわせなのと 知り染めました~
03:雲にのりたい
♪♪雲にのりたい やわらかな雲に 望みが風のように消えたから~
04:夕月
♪♪教えてほしいの 涙のわけを 見るもののすべてが 悲しく見えるの~
05:つめたい耳
♪♪別れた人と 再び会えて うれし涙を 止めどなく流す~
06:不思議な太陽
♪♪寂しかったから 口づけしたの 花の香りに包まれたのよ~
07:つみな人
♪♪おかえりなさいって 私は言うわ もしもあなたが この胸に帰ってきたら~
08:恋のサルビア
♪♪サルビア 真っ赤な サルビア 大好きなの 若さとビートで 恋するこの年頃~
09:恋のハレルヤ
♪♪ハレルヤ 花が散っても ハレルヤ 風の所為じゃない~
10:霧のかなたに
♪♪愛しながら別れた 二度と会えぬ人よ 後ろ姿寂しく 霧のかなたへ~
11:乙女の祈り
♪♪恋に燃える胸の願いはひとつ 好きな人と固く結ばれたい~
12:自由の女神
♪♪しあわせのあとを 悲しみが追うの 悲しみの後には ひとりの私~
13:土曜の夜何かが起きる
♪♪土曜日の夜 何かが起きるの あの人の瞳が燃えているから~
14:時は流れる
♪♪私の胸のあたりに あなたの指先 ふたりの祈り空しく 時は時は流れる~
15:淋しくて淋しくて
♪♪淋しくて 淋しくて 川の畔を 歩いていたの 水は流れ 涙も流れ~
16:ブラック・ルーム
♪♪あ~あなたがいないから 冷めてしまった ブラックコーヒー~