「月の癒し」

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今日は、ぼくの生活、とりわけ健康に関して、大いに影響を与えた、また、与えている、
ぼくのバイブル「月の癒し」のなかから抜粋引用、ぼくの備忘録にしようと思いました。

自分の身体を知ること、そして、自己に宿っている自然治癒力を信じることの大切さを学んだ書物です。
自然に身をゆだねる生き方を頭でなく身体が学習してくれたように思います。
医者にかからなくなり、保険証も無用なほど、ありがたい生活を送れるようになりました。

どこかで、また別の意味でこのブログで記したと思いますが、
宇宙に「身をゆだね」、自分で作用しない生き方を実現しなくちゃいけないのだと思います。

自己のアイデンティティを、宇宙の大きな力、すなわち、
自然の力に求め、探し出し、発見する旅が、とりもなおさず、
ぼくの「しあわせ」実現の道であることに改めて気づかされるのです。

素直にしかもより善く生きること、
それは平易でいて、なんとすばらしい恩恵をもたらしてくれるのでしょう。


月の癒し

     ヨハンナ・パウンガー
     トーマス・ポッペ
     小川捷子・訳

 自然界のものにはすべて、リズム、音、呼吸、光、振動があります。
 また、恒星からちっぽけな細胞に至るまで、すべてのものは活動しています。不変で恒常的なものなど何ひとつありません。すべては生まれ、成長し、消滅していきます。
 自然に身をゆだねて生きること、それが、ひいてはバランスのとれた健康的な生活を送ることにつながっていくのです。
 「バランスのとれた生活」とは、自然や季節、そして自分の身体のリズムに忍耐強く耳を傾け、そのサインを理解し、その絶え間ない上昇と下降にあわせて生きることを意味します。人生の嵐を上手に乗りきるうえで、それは計り知れないすぐれた能力といえるでしょう。
 規則にがちがちに縛られて暮らすのも、だらしなく怠惰な人生を送るのも、同じように自然に反した生き方です。適度に気ままな生活(あるときは派手に騒ぎ、またあるときは友達との語らいや急ぎの仕事で夜を明かす)も、健康的な生活には重要なことなのです。
 わたしたちの身体は、人生という旅をするための乗りものです。思えばそれは、本当に奇跡的な装置です。何十年ものあいだ、それはすべてを許してくれるようにも見えます。つまり、誤った食事、運動不足、ストレス、たばこや酒の飲み過ぎ、長年にわたる自然のリズムを無視した生活などーー。しかしながら、まさしくそのために、ちょっとした(身体の)不調を告げる大事なサインが見過ごされてしまうことがあります。
 (中略)
 身体のサインに気をとめ、本当の原因を探り、生活習慣を変えるのは容易なことではありません。そのため、いよいよせっぱ詰まるまで何かで気を紛らわせたり、我慢してしまうことが多いのです。