空と雲と(一年前の2004.08.06)

イメージ 1

 
昨日(http://blogs.yahoo.co.jp/hagetaka0/6915855.html )の
小さな手から、「小さな空」へ

武満徹石川セリ(井上陽水夫人)のために、
いわゆる書き下ろした歌だと、
ブックレットに書いてあったと思う。
この「TORU TAKEMITSU POP SONGS」アルバム、
実に素敵な歌が散りばめられている。


小さな空(作詞・作曲:武満徹

青空みたら 綿のような雲が
悲しみをのせて 飛んでいった
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだした

夕空みたら 教会の窓の
ステンドグラスが 真赤に燃えてた
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだした

夜空をみたら 小さな星が
涙のように 光っていた
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだした

* * * * *

そして、♪雲が流れる丘の上/花の乱れる叢に/共に植えるひともとの/ひともとの/若き希望と夢の苗/空にのびろ/青年の樹よ♪三浦光一の歌や、黛じゅん「雲にのりたい」を思い出した。
空を仰げば、元気づけられる私です。夜空の星を仰ぎ見ては、一人じゃないんだとか、またその反対の四面楚歌、ぼくはぼくひとりなんだ、みんなひとりぼっちなんだ、それでいいんだって思うんです。ぼくがぼく自身を愛さなくちゃって考えるんです。

空と雲、そして星空は、私を大きく、寛容にしてくれます。
そう、肩を丸めそうになる私の背筋が伸びるときです。

(一年前の2004.08.06)


【写真:ハービス大阪からヒルトンホテル、17時前後、西から東方向を望む】
今日(2004.08.06)も、いつもどおり暑い一日だったが、台風一過の影響か、空は美しい表情をしていた。上空高い雲は、もう秋の姿をしているように思えた。