子どもたちの未来のために(一年前の2004.08.03)

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下記昨日の「色いろスクエア」サイトとのコメント交流
http://blogs.yahoo.co.jp/hagetaka0/8385379.html

子どもたちの世界は世界で大切に、その感性を育ててあげたい。そういった環境づくりを大人たちは実現してあげなきゃいけないと思うんです。大人の都合のいいように、楽なように、安易に考えないことです。育てること、教育するってことは苦しいもの、つらいもの、継続的なこと、大いに時間のかかることなんです。

学習塾だとか、TV番組や各種商品開発など、大人を中心に子どもたちを操り、子どもたちをターゲットにし過ぎます。ビジネスと教育、大いに論議しなくちゃいけないことのようです。また、なにもかもがそうですが、マニュアル化して育てようとしています。マニュアル化することに骨を折るより、現実の生身の子どもたちと正面から向き合い、根気強く養い育てなきゃいけません。

親がなくても子は育つといいます。中途半端に、大人の身勝手に育てるくらいなら、なにもしないで自然のなかに放って育てる方が、子どもたちは、自然から多くのことを学び、生きる術を身につけると思うのです。

子どもたちへの虐待ニュースがあふれていますが、こうして考えると、手を出すだけでなく、マニュアル化された教育やTV番組など、カタチは違えど、すべてが虐待であるように思えます。

なにも、無菌室で育てるといったことを推奨しているのではないんです。社会との関わりのなかで子育てするなら、大いに子どもたちとコミュニケーションをとり、関わり合わなきゃいけないと思うのです。そして、そこからでも、社会の有り様を考え、望ましい社会を構築していかなきゃいけないと思うんです。

(一年前の2004.08.03)


【写真:「中国の伝統色」見本帳側面】(大日本インキ化学)