駆け出しデザイナーのころ

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ある印刷会社の新設、企画デザイン室、といっても、
別に専用の部屋があるわけでも、デスクがあるわけでもなく
また、製図台があるわけでも、
製図用具等専門の道具があるわけでもないころ(笑)

たくさんの営業マンと同様のデスクに混じって
オフィスの隅っこに席を与えられ、当時、ジンク版といって
薄い亜鉛版に油性!?の墨で
たまご一個いくらのところをいくらといった風に
枠は溝引き竹尺と溝引きガラス棒に面相筆で描画
手描きで文字を書いているのがまだ一般的なチラシ制作の時代(笑)

写真植字を使ったパンフレットを制作する一員として勤務しだした
駆け出しのデザイナーのころ、というのもおこがましい
見よう見まねでデザイン表現しだしたころの初期の作品です(笑)

それにしても、われながら、よくできていると、いまも、おもうのですがね(笑)
実際、自分のデザイン作品が、どんどん、印刷物になっていくのがたのしかったです

デザインするときに、適当に入れたコピー案も採用され、クライアントによろこばれ
ある種、興奮して見入っていたものです(笑)

画像のなかで手描きでなく帯状に汚れたところは
セロテープを両面テープ風に筒状にして両面を貼り付けた跡です(笑)

制作に要した道具は
三角定規と、ものさし、鉛筆と消しゴムくらいなものじゃないでしょうか!?
それも、使い古したガタガタの汚れたような道具だったと容易に察しのつくところです(笑)