内緒の取材記事広告コピーライト

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1987年に大阪・天王寺博覧会がありました。
天王寺公園がフェンスで囲まれ、有料公園になりました。

その天王寺博覧会(テンパク)にあわせて、
某新聞に記事広告を出したいという意向。
また、取材を受けるのは苦手、嫌なので、
店舗側が知らない間に、勝手に取材して書いてくれ!
といったようなことで、
広告代理店に依頼され、取材し記事にしたものです。

掲載新聞が見つからなかったのですが、
ワープロで打ち出した(上記画像)が残っていました。

いま、改めて読んで、赤面しています(笑)

でも、こういった仕事は、
飲めて、食べられて、コピーライト料をいただけて、
ちょっぴり、たのしく、うれしいものです。
卑しいぼくにとっては、まさしく、
おいしい(笑)仕事のひとつなのかもしれません。

 「いらっしゃい」、威勢のいい掛け声。そのなかにひときわ響く声。競り市で耳にするそれだ。顔はガッツ石松、声は一節太郎の「浪曲子守歌」を思い出させる。後ろのお客が、「ヨォー、ええを声、惚れ惚れするナァー」と、兄さんにビールの酌をする。会釈をしてそれを受けている兄さん。また、カウシターの向かい合わせでも、今日ここで初めて会ったであろうお客同士のあいさつや会話、それに乾杯が飛び交う。
「♪ぼろは着せても
 心の錦
 どんな花よりきれいだぜ♪」
 姿かたちにとらわれぬ人間のあたたかさを唱った演歌を思い出させた。とかく、世知辛い世の中にあって、ここ焼肉料理の「平和」だけは、ひと味もふた味も違う。気さくで、なり振りかまわず飲(や)れる真の庶民の場がある。昔ながらのはだかのふれあいが、「平和」では随所にうかがえ、なによりうれしい。お店自体も、何も着飾っていないのもいい。
 焼肉にキャベツは、付き物。キャベツ20円。怒るなかれ、「平和」の良心が、ここにすべて象徴されているではないか。新鮮な焼肉に生肉、白菜・大根・もやしの朝鮮漬、大中小のめし、すべてボリュームたっぷりで、うまい。特製タレに、すりおろしたニンニク、味噌をお好みで加えるもよし。それ以上に、店員さん始めお客さまとのふれあいが格別の美味を添えると考えたい。ちょっぴり甘口で冷酒向きの「春の坂道」、辛口で冷でもカンでもいける「柳生錦」は、表も裏街道も知り尽くした大人の味。いずれも奈良の地酒、賞味されたし。
 「おあいそ」、「勘定」、この声と同時に、今は懐かしい五つ玉の算盤が登場。さすがに、下の玉は使わない。「お先に…」、お客さんの帰りの掛けの声ひとつ、また、忘れ物の傘を新聞紙で油汚れしないよう包んであるのも、口拭きにティッシュを出してくれたこと等々、心洗われるものを感じ、明日は常連客にと思った。
 テンパク君の
 スタミナ源「平和」
 いよいよ、8月1日から11月8日まで「いのちいきいき」と銘打った天王寺博。スタミナを付けて行くか、帰りにスタミナを付けるか。心とからだの焼肉栄養料理「平和」、見逃せないお店になりそうだ。一階/カウンター席、二階/テーブル席。
■JR天王寺駅北口前。営業は正午~午後11寺まで。日曜定休。
電話(06)771-4890

下記はタイトルのようです(笑!?)
■心身の栄養・焼肉料理■スタミナづくりは…「平和」の焼肉料理が一番!!