いま生きているという冒険...石川 直樹 著 (理論社「よりみちパン!セ」シリーズ)



悲しいかな、未来が展望できないなど、将来の不安を抱えている人たちであふれています。物欲とストレス社会のなかにあって、自分を見失わないためにも、自分の「生」にどん欲でいてほしいものだと思います。

この時代、多くのものを捨て、何ごとにも何ものにも束縛されることなく、自由に生きる自分を大切にしてほしいと思います。

生を犠牲にするようになるまで、生活の糧を得ることもない、モノにとらわれることはない! 世界は広い! 世界へ飛び出せ!と思います。

所詮、人生100年としても、仮の宿。必ず死ぬのです。
最期が来るまで、積極的に生きて人生たのしみましょうよ!!

積極的に生をたのしむためには、私たちは何をどう変え、どのように生活を営まなければいけないのか真剣に考え実行したいものです。

著者が終わり近くで語っているメッセージを下記引用させていただきます。
 山や川や海や空や人間のあいだをほっつき歩きながら、自分の内面をフィールドにした精神の冒険や想像力の旅を追求していくのがぼくの生き方です。地球上をくまなく移動しつつ、活字のなかに広がる世界へ没頭し、誰も到達したことがない未知の場所に行ってみたいと考えながら、誰もが知っている路上に無限の宇宙を探したいのです。