コドモであり続けるためのスキル...貴戸 理恵 著 (理論社「よりみちパン!セ」シリーズ)

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ぼくのこの書庫(カテゴリ)「しあわせに生きる」解決方法のひとつだと信じます。

これは、現代人の必読書に強く強く推薦したい!!

巡り合えるべくして、巡り合えた本のようです。
ぼくも大いに賛成、同じように考える、コドモやりたい大人です。

生きづらい社会、変な社会に従順でなくてかまわない!!
がまんしないで! 私より社会が変なんだって声を出そう!!

日本を、世界を、社会の仕組みを変えるバイブルに位置づけたいと思います。

おとなの人、いっしょにコドモ、やりません?
はい!やりましょう!!

ずっと少数派と表現してきた世界が当事者という視点で、
多くのものの隠れた部分が正しくみえ、
規範ととらえられるようになりました。
知らず知らずのうちにフィルターをはめられていたことに気づかされました。


下記詳細な「もくじ」で
イメージしてください。そして、
なによりも、いつでも、どこでも、広げて読めるよう、
身近においておいてほしい!

序章 おとなになる必要、本当にアリ?
・おとななんて、おもしろいことなんにもない。
・「まとも」でない人々
・無理しておとなにならなくていい
・コドモであり続けるためのスキル
・ふたつの生きづらさ
・生きづらさ・その1
・生きづらさ・その2
・自分のことは自分で語るさ

第1章 「夢」と「進路」、なぜ違う?
・親の財布はアテにしないわ!
・二十歳を超えてもコドモのまんま
・できなかった就職活動
・生きていくぞ、このままで私は!
・「普通のおとな」になるのは難しい
・夢と進路は違うのか
・「今」を手段にしたいのか
・おとなになってもゴールはないぞ
・今のために生きろ!
・「中途半端」に腰を据えよう
・「当事者」になるチャンス!

第2章 「勝ち負け」ゲーム、スタートラインに秘密あり!
・不平等は、「ある」。
・ムカつくのは、当たり前
・世の中のからくり
・不満をおさえ込む学校
・「負けた人」をあきらめさせる仕組み
・学校が「生きる力」を評価できるか?
・「学力」?「個性」?それとも?
・ルールそのものに潜む不平等
・ひどい!と言えないのはなぜ?
・「正しく美しい」ことばに要注意!
・変わらずにいるために、変わっていこう
・「僕らは、もっと怒っていい」

第3章 「おとな」の女、なんかイタそう…
・「変なコドモ」から「奇妙な女」へ
・女の一発逆転、ウルトラC
・ごめん、母。
・救ってくれよ、フェミニズム!
・恋愛→結婚→出産→当たり前?
・お勉強トリビア
・「男は仕事、女は家庭」は一瞬のできごと
・愛情不足で子どもはゆがむか?
・「妻」と「愛人」
・美人になりたい!
・女性の苦難は一生続く?
・女にとって「勝ち」とは何か?
・しょぼくったって安心して生きたい
・ひとりぼっちにならないために

第4章 「正しさ」の扱いかた―コドモどうしがつながるために
・コドモ運動をしよう
・なんで仲間が必要なのか
・「仲間」って何?
・生きづらさに誇りを持とう!
・安心してサボる/諦めが肝心
・つながりを取り戻す
・自分を研究、ワクワクするぜ!
・仲間は敵より怖くなる
・「仲間」を打ちのめした若者たち
・「私」と「私たち」
・「正しさ」の扱い方
・ING形で進もう
・問題だらけ、それで順調!
・「病気」って何?
・ゆるゆるした空白部分
・みんなで怒れば、怒りも楽しい
・おとなの人、いっしょにコドモ、やりません?
・せっかく生きづらいんだから

あとがき