「可能性に限界はない!」へのトラックバックです

イメージ 1

 
古いもので、恐縮です。昔、下のような詩を入れた年賀状『恙なしや』を作りました。
納品する作品が完成、すぐにそれを否定、踏み台にして、さらに飛躍し次の作品を目指す。
作品の誕生、養育、成人ののちは、また、
新たな作品に挑み、次の作品の誕生というように、時を刻む営みがある。

「PARK STREET NO.92」sspjq257さんの
「可能性に限界はない!」(http://blogs.yahoo.co.jp/sspjq257/4620357.html
を読ませていただいて、間違っていなければ、
同じ想いを表現したものではないだろうかと思ったものですから、
トラックバックさせていただきました。


     すべてはすぎ去るものならば、
     すぎ去るかりそめの歌を作ろう。
     私たちの渇きをしずめる歌ならば、
     私たちの存在のあかしともなろう。

     私たちから去っていくものを
     愛と巧みをこめて歌おう。
     すみやかな別れより
     私たちみずからがすみやかな存在となろう。

                    リルケ


     作品がそこにある
     時が止まったあかしがある。
     私の分身よ、ひとり歩きするがいい
     おまえはすでに、私のしかばねだから。

     創らねばならない、そこに
     時が動くあかしがある。
     創りつづけねばならない
     私は時間の彫刻師だから。

                    hagetaka

                    (1983年1月1日)