「パーセルの聖と俗」コンサートのご案内

 
音楽の秋です。ということで友人から案内をいただきましたので、広報させていただきます。
パーセルの聖と俗」
~歌劇「ディドとエネアス」(演奏会形式)と2つのモテット~

 イギリスバロックの作曲家ヘンリー・パーセルは36歳の若さで他界し、モーツァルトと比較されることもあるその生涯には多分野にわたり高い水準を持つ作品が生み出されました。彼の力強い創造的個性と当時の音楽の趣味とが優雅な気品と劇的表現によって見事に結実しています。また、メロディーは和声の変 
化にも富んでいて(移り気気質があるのかと思わされてしまうほど)、日本人である私たちにも恋愛のつれない感情を歌うには、きっと共感できることでしょう。「嘆き」の音楽をたいへん上手に表現する作曲家です。いつも何よりもイタリアバロックモンテヴェルディを贔屓としている私ではありますが、今は少しパーセル気分にひたっています。バロックオペラの1つである「ディドとエネアス」を、今回は演奏会形式で、西宮駅に出来た木造りのやさしい響きがするホールを会場でお届けします。
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日時:2006年10月19日(木)午後6時30分 (開場 午後6時)
場所:兵庫県立芸術文化センター 小ホール
	(阪急西宮北口 南改札すぐ JR西ノ宮駅より徒歩15分(阪急バス7分)
入場料:3000円  
演奏:合唱 京都バッハ合唱団
管弦楽:大阪チェンバーオーケストラ
指揮:本山 秀毅
京都バッハ合唱団