コーラが少し:高木麻早

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コーラが少し 山名敏晴 作詞・作曲/萩田光雄 編曲  高木麻早

この歌との出会いが、いつどこでどんな風にあったのかは、もう記憶にありません。
グラフィック・デザイナーという仕事をしていると徹夜仕事は、もう常識のようなところがあります。
そんなとき、深夜番組は、いい友だち、話し相手でした。いまにいう癒しだったのでしょう。
この歌、否、高木麻早の透き通った清涼感のある(笑)声質はタイトルにあるコーラにぴったり!
グラス、少しコーラ、ストロー、机にこぼれた煙草の灰という、
そんなシンプルに徹したシチュエーション描写とギターのつま弾きが、
失恋の痛みの大きさを切々と深く歌いあげているように思う。


     私の小さな幼ない恋が
     大人のあなたには届かなかったの


『hagetakaさんには、女の気持ちなんてこれっぽっちもわかりっこないんだわ!』って言われた苦い想い出がある!?
そこまで、女性に言わせていいのって思う台詞、この種のメッセージをどれほど耳にしたことだろう。なんちゃって(爆)
どんな不細工な男だって、好いてくれる女性のひとりやふたりいて不思議じゃないでしょう(笑)

いまも、まったく女心を、どこかでわからないでいるのだろうと思う。
仮に女心をわかっていても、それにどうこたえていいのか、
どうしたらいいのかわからなくなる、どこか卑怯なぼくがいるのを知っている。
いつかの恋占いだったかで、こんなぼくの心のなかをズバリ暴いていたのがあった。

恋に素直に、また正直でいられ、恋に真正面から向きあわなきゃって考え促される一曲でしょうか。