しあわせのうた

しあわせのうた 木下竜太郎・作詞/高井達雄・作曲

     しあわせのうた
      木下竜太郎・作詞/高井達雄・作曲

     東に住む人は しあわせ
     生まれたばかりの 太陽を
     一番先に
     見つけることが 出来るから

     北に住む人は しあわせ
     春を迎える よろこびを
     誰より強く
     感じることが 出来るから

     南に住む人は しあわせ
     いつでも花の 首かざり
     愛する人に
     捧げることが 出来るから

     西に住む人は しあわせ
     いつも終わりに 太陽を
     明日(あした)の空へ
     見送ることが 出来るから

     生きていることは しあわせ
     悲しいときも あるけれど
     未来をいつも
     夢見ることが 出来るから


寒い地方に住んでいたら寒いで、暑い地方に住んでいたら暑いで、『人間というものはどんなところに住んでいても幸福を感じることが出来るんだ』といいたかったのだと、木下竜太郎は作詞の動機をこう述懐している。(『NHKこどものうた大全集』ブックレットより)
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自民圧勝により、今後、真の「改革」が成されればよいが、これまでの経験から、国民に支持された政党の下、国民の経済的負担を強いることに違いないと容易に想像される。気分的には、また、日本国民のしあわせが遠のいただろうことを危惧している。

「改革」の文字は、国民の夢、希望だっただろう。「改革」の言葉だけに踊らされ、何も知らず良いことと信じて投票した、恐らく多くの若者を裏切ることのない政治を期待したい。早ければ今年中に、また、半年もしない間に、化けの皮がはがれるのだろうと想像している。

「改革」が真実なら、これまで「改革」できなかった、「改革」に怠惰であった政治家の責任は重大だ。
自分たちができなかったことを看板にして勝利をおさめている矛盾がなぜ、多くの人は見抜けないのか。

夢見ることを打ち砕かれる不幸せのうたがうたわれないですむのを祈念する。

これから何があっても、国民は、この結果の自己責任を求められることは偽りない事実なのだ。

     日本にいることは ふしあわせ
     悲しいときが あるばかり
     未来をいつも
     夢見ては 砕け散るばかり