凶器(2004.07.31)

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物騒なタイトルで恐縮です

以前から恐怖に思っていたことのひとつを記します

ターミナル中心に人混みのなかに出ることが増えた
とりわけ多くの女性が
いくつものバッグを持ち歩いているのを不思議に思う
荷を少なくしようと努めるものだが
どうしてあんなにたくさんの荷が必要なんでしょう

紙バッグ
紙バッグに傘をもてば
傘の先は身体から遠く斜めに飛び出す

大小様々だがショルダーバッグ
バンナイズ

クラッチバッグやセカンドバッグ等々

バッグは角が強固に製造されている
とりわけバッグの四隅が私には凶器です

いたるところがしびれている身なので
余計に感じるのだろうが
町中で当たるわ!当たるわ!
しびれがさらに増す
被害妄想のように響くだろうか
当たらないよう身を避けて歩けばいいのだろうけど
そんなことをしようものなら
身体をくねらせながら歩かなきゃなくなる

男性が脇に抱えているセカンドバッグ
留め金具だか金属製ブランドマークだかに
すれ違いざまに当たってずいぶん痛い思いをした

身体と一体化した意識下で持ってくれればと思う
自己中心的で他者への気遣いがなさ過ぎるように思う

文頭の多くのバッグや紙バッグを多く持つ習性
どうやら大阪女性特有であるらしい
大阪のド派手なおばさんイメージらしい
若い女性に多く見かけるのは遺伝か
ブランド見せびらかすため?虚栄?
世界の目からどのように映るのかしら

おしゃれなものを抱えながら
おしゃれじゃない
おしゃれに振る舞えない

多くのファッション雑誌など
どこに目をやっているのだろうかと不思議

バッグなど輸入品だとしら
エスプリは輸入し忘れているように思う

(2004.07.31)


【写真:フランスの伝統色」見本帳側面】(大日本インキ化学)