Haydn: Missa in Angustiis "Nelson Mass" - Te Deum / Lott, Watkinson, M. Davies, Wilson-Johnson; Pinn


このトレヴァー・ピノックの演奏と先に聴いたガーディナーハイドン:ミサ曲第9番「ネルソン・ミサ」&第10番「テレジア・ミサ」とでは
恐らく録音状況やシステムによる違いが大きいのだとおもいますが!?
ぼくの印象、そして感動ともに、このトレヴァー・ピノックのものが素敵だとおもいました。
下記の彼!?がおっしゃるように・・・
Le Concert de la Loge Olympique ピノックのハイドン「ネルソン・ミサ」「テ・デウム」
http://olympique.blog122.fc2.com/blog-entry-405.html

ガーディナーのものは硬いイメージで残響がなさ過ぎる、残響がない分、硬く感じられるともいえますが。
それにひきかえ、ピノックのものは音が柔らかく自然な響きが再現され、
重厚で音楽世界に大きく引き込んでいく魅力にあふれ、包容力があるように感じました。
生演奏に近いとでもいえばいいでしょうか、確かに臨場感が伝わってきます。
音楽の共有度が、あきらかに大きいです。

不可能とはいえ、同じ時空でお互いの演奏を聴くことができればと考えた。

演奏スタイル等々その違いをたのしめるのも音楽の魅力のひとつでしょうが、
こんなに響きの違いを感じる曲は珍しいようにおもいました。