ここだけは行ってみたい―大地の景色




たくさんの大陸、国、地域に
写真をとおして接することができてうれしい!
これより先に拝見した「世界の花景色」同様
やはり、その地に足を踏み込まなくては
どこまでも物足りない印象が強く残る(笑)

はじめに空と海と大地
次に動植物というように
なによりも大自然の懐のなかで
己の生命や生き方と向き合いたいと思う
できないけれど、できることなら
ぼくは人間社会と遠いところに生きたい(笑)

ほかの人の比じゃないけれど
人間社会で傷つけたり傷つけられたり
痛んだ心身の安息を大地の画像のなか
どこまでも現実でないこの本のなかに
見い出せたように思う、それにしても
そこに悲哀を感じずにはおられません(笑)

こんなふうに思うのもこの本のどこか
中途半端な仕上がりに負うところがあるのかも!?
各写真とタイトル、国名、地図、コメント
これらのつながりがあまりに浅薄すぎます
どこか故意に背中を向け合っている
やさしさに欠けるガイドのようで悲しいです(笑)


星3つ(評価:星5つが最高、星1つが最低)