シュルレアリスムと画家叢書「骰子の7の目」〈第9巻〉イヴ・タンギー (1978年)

 

 
シュルレアリスムと画家叢書「骰子の7の目」〈第9巻〉イヴ・タンギー (1978年)
河出書房新社
1978年6月



 

イヴ・タンギーの作品、ぼくの単なる想像なのですが、
どうなのでしょうか!?
ぼくには、彼はシュルレアリスム運動のなかで本当に己の居場所を見出しえていたのでしょうか?と疑問に思わずにいられません。そんなことを感じながら画集を繰っていました。

ちょうど、マックス・エルンストの『マクシミリアナ』のなかの文字!?を立体化し構成を遊んでいるかのような作品群、おもに1927年以降のグワッシュ作品は、どうも、ぼくにはいただけません。

でも、これらのときを経てなんでしょうね。
1940年以降、アメリカ西部に旅し、何度目!?セイ・ケージと結婚後の作品には、少なからず、ぼくには受け入れられるものがあります。

・太陽の危難(1947)
・ヘクラ(1952)
ダーナ(1952)
・細腰(1945)

 

星3つ(評価:星5つが最高、星1つが最低)