ノアの箱舟

 
ノアの箱舟
1989
こぐま社
アーサー ガイサート, 小塩 節, 小塩 トシ子

読んだのは日本語版ですが・・・
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51R7QD3M6VL._SS500_.jpg




 
 
ノアの箱舟といえば、最近(笑!?)だと
ディズニーDVDでたのしんだ「ファンタジア2000」
エルガー作曲「威風堂々」の調べにのせて
ドナルドダックと愛するデイジーダックの
滑稽なまでのすれ違いと感動的な再会に
ぼくはいつも涙してしまいます(笑)

アーサー・ガイサートの精緻なエッチング
旧約聖書、創世記と前述のディズニーの世界に
夢見させていただいた

エッチングに絶好のテキストなのかもしれません



ノアの箱舟は「ひとつがい」というのが
キーワードのように思っています

「ひとつがい」でなければ
とりわけ愚かな人間たちは
箱舟のなかで殺戮を繰り返し
そして、誰もいなくなった箱舟だけが残る
哀れなぼくはそんなイメージをしてしまいます
 





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