【ブックレビュー】上方落語 桂米朝コレクション〈4〉商売繁盛 (ちくま文庫)
「しまつの極意」「牛の丸薬」のように、
お世辞のひとつや、嘘もいえて、商売をせなあきまへんのやが、
どうも、わたしゃ、それができまへんのやなぁ・・・
お世辞のひとつや、嘘もいえて、商売をせなあきまへんのやが、
どうも、わたしゃ、それができまへんのやなぁ・・・
ずっと、辛抱を強いられる商売をやってまんねん!
みなと同じ生き方をやらな、そら、あきまへんのは、
重々わかっておますのやが、頑固で、天の邪鬼なもんでして、へぇなぁ。
みなと同じ生き方をやらな、そら、あきまへんのは、
重々わかっておますのやが、頑固で、天の邪鬼なもんでして、へぇなぁ。
商売をうまいこと運ぼうと思たら、
群れのなかに溶け込まんと、あきまへんのかなぁ。
群れのなかに溶け込まんと、あきまへんのかなぁ。
『お前はんは、猜疑心が強うてあきまへんなぁ。
人間、性格変えられんと思てるやろ、
そやないで、変われるんやで、変えてみ。
きっと、商売、ええように運ぶんやさかいなぁ。』
と、いまは亡き某デザイン会社社長からのアドバイス。
人間、性格変えられんと思てるやろ、
そやないで、変われるんやで、変えてみ。
きっと、商売、ええように運ぶんやさかいなぁ。』
と、いまは亡き某デザイン会社社長からのアドバイス。
でも、その当時と、なにひとつ変わらんし、
変えられずにいる、変えとうない自分がいます。
変えられずにいる、変えとうない自分がいます。
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