News【仙台育英高生徒の列に車、3人死亡 多賀城・国道45号】に寄せて
ぼくの古いメッセージから、このYahoo! ブログ「古いメッセージ転載」カテゴリーに随時転載します。
どれだけ、人が死ねば、車殺人がなくなるの。
下記は【2003.08.03】のものです。
いまの車のクラクション、あれは車に対してある。
私たち人間に対してあるのなら、もっともっと穏やかで優しくなければならない。
「交通事故死者七千人を超える。昨年より五日遅く…」といった新聞記事。
天気予報のようなアナウンスは止めて欲しい。
少なくとも人が死んでいるんだ。これは、殺人なんだ。車を武器とした殺人なのだ。
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'97年8月8日朝日新聞社会面記事から
(昨春、交通事故で亡くなった岡山県の女子高生、大久保佳子さんのメッセージ)
人の命を奪うのは
車ではありません
それは 人間なのです
「事故にあわなきゃ分かりませんか」
政治を悪くするのは
政治家ではありません
それは 私たちなのです
「騙されても騙されても分かりませんか」
大気を汚染するのは
車ではありません
それは 人間なのです
「胸を患わなければ分かりませんか」
こんなにも暑いのは
夏だからではありません
それは 私たちが涼しさをなくしたからなのです
「焼け焦げなきゃ分かりませんか」
人の命を奪うのは
車ではありません
それは 人間なのです
「事故にあわなきゃ分かりませんか」
(1997.08.08)
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下記は、ぼくのWebサイトで2003.08.03にアップしたメッセージです。
私は信号無視します。警察官にも、2とおりの言い分、考え方があるようです。決して信号無視をしてはいけないという人と、自己の安全を確認したなら信号無視してもかまわないという人。
道路に信号ができたのは、車が走るようになってからです。車同士が衝突しないようにです。人々が往来する分には信号は不要です。このことを私は友人から聞きました。屁理屈のように聞こえますが、言い得ています。
歩行者が、たとえ信号を無視したとしても、ドライバーは人を道路上に目にしたら、まず初めにとるべき行動は、間髪入れずにブレーキを踏むことです。決してクラクションを鳴らすことではありません。ましてや、アクセルを踏んで突っ込んでくるなんて人にあるまじき行為です。でも、悲しいかな、こういったドライバーが多いのが現実です。
交通事故をなくす唯一の方法、そのひとつは、信号機をなくすことです。譲り合うこころを養うことです。クラクションではなく、声を掛け合うことです。数少ない外国旅行での経験ですが、この国のような、人(歩行者)と車の関係を知りません。
この国や社会にあっては、ありとあらゆるところで、人間疎外、人格疎外、国民(感情)疎外といったものを見受けます。不幸な自己や事件、社会問題の本質に多く見え隠れしています。己はもちろんのこと、人の尊さと真剣に向き合い、自己確立すべきときです。