フリージアからオオイヌノフグリ

「春の訪れ」と題して他のサイトに2005年3月3日の日記に記したものです。
-----の部分は、他の方のコメント(ここでは割愛)を挟んでいます。

図書館から出るとき、甘い香りに触れた。
思わず誰かとすれ違ったかと振り返った。
オートドア越しに目にしたのは、
花瓶に生けたフリージャの花だった。
一年振りの懐かしい香りに、春の訪れを感じた瞬間だった。

笑顔のぼくを見ている人はいなかった。
ぼくだけの秘密のようで、余計にうれしくなった。

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オオイヌノフグリ、学名のVeronica persicaや
英名のBird's-Eyeで呼びたい澄んだ青が可憐な野草。
ヨーロッパを想像させます。

     犬ふぐり星のまたたく如くなり(高浜虚子

満天の星をイメージさせます。
花言葉は、信頼、誠実、神聖、清浄だとか、検索で知りました。

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絵皿やカーテンなどなどデザインの代表的なモデルのようです。
大草原の小さな家の子供たちのイメージでしょうか。
あどけない少女といった感じのする花ですね。