イプ・ヘケに魅せられて

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イプ・ヘケ(Ipu heke)、それは、ひょうたんでつくられたフラで使われる楽器です。
昨年、TV番組「サンディーの優しいフラレッスン」を視聴して虜になりました。

奏者は座し、床に置いた座布団のようなものに、
左手に通し持ったイプ・ヘケを、
数センチ上方から軽く打ち付けていました。

外形のおもしろさもさることながら、その音色のたいへん素敵なこと。
ぼくの抱いたイメージは、地球の地中深くから轟くような響きの超重低音です。

かといってその音量は小さく、やさしく、あたたかい、実に感動的な響きです。
限りないメッセージの多さ、大きさをその音色に感じました。

イプ・ヘケは、結構値段もはったので、小さいイプを購入しました。
写真左の茶色いひょうたんを半分に切ったようなのがイプです。

いい音を出すにはと、いろいろ試行錯誤してみました。
手袋をして、お尻(底部)を下から上に叩くと、心地よい低音が響いてきます。

右の打楽器は、昔、トルコに行った際に知り、これも気に入って買って帰りました。
指と指を弾き、弾いた指を張った太鼓の皮部分に打ち付け鳴らすように思いました。
また、そうして響く音がいちばん澄んでいて美しいです。