マーケティングって?

ぼくの管理するメーリングリストに下記投稿がありました。
マーケティングって?】

マーケティングというと、その対象物によって違ってくると思うんですけど、お店を見て回ったり、メーカーならメーカーのサイトに行ってみたり、という活動が浮かんでくるんですけど、具体的にはどうすれば良いのでしょうか。

つまり、コンセプトを調べる方法が判らないんです。

例えば、芋パンが冬に売られていました。焼き芋は冬か秋に食べてもおかしくないので、当然その商品には季節感を表わしているだろうし、対象は恐らく、お爺さんお婆さんの年代の人や中年の人達だろうなというのは想像出来るのですが、他の詳しいコンセプトがちょっと判らなかったりします。

辞書で「マーケティング」という言葉を調べたら、「市場調査」と出ました。

マーケティング自体解らないのです。

話が見えてこなかったら、すみません;
お返事、じっくりお待ちしております。

そして、ぼくの回答です。
hagetakaです。この種の話は、論理的思考をもたないぼくには、厄介なことで恐縮です。
○○さんのグループに入られたと聞いています。
そのグループに問いかけられたら、素敵な回答が得られると推測します。
コンセプトづくりからDTP制作の上級講座もされていますから、
このあたりのことは少なくともぼくよりはうんと詳しく明るく論理的に話されると思います。


> 具体的にはどうすれば良いのでしょうか。

コンセプトが確立されていないとマーケティングする方向が見いだせないと思いますが!?

> つまり、コンセプトを調べる方法が判らないんです。

コンセプト(商品思想・概念・開発意図・目的・観点)は調べるものではなく、
小さくはコンシューマー等から営業マンなどがリサーチして方向性・方向点を決め、
それに、こたえるべく次の商品開発の骨子骨格とします。それがコンセプトです。
大企業では、新製品・新商品の成功の可否は、利益も大きい分、損失も大きいですから、
それはそれは慎重に、多くの情報を世界から収集するなどするでしょう。
マーケティング(市場調査)は売れるという確約をより強固に確立立証するために採用する、
ビジネス方法手段といってもいいと個人的は思います。
余談ですが、マーケティングを単に消費だとか消費行動と位置づける人もいます。

> 例えば、芋パンが冬に売られていました。焼き芋は冬か秋に食べてもおかしくないの
> で、当然その商品には季節感を表わしているだろうし、対象は恐らく、お爺さんお婆
> さんの年代の人や中年の人達だろうなというのは想像出来るのですが、他の詳しいコ
> ンセプトがちょっと判らなかったりします。

このあたりを絞り込むこむことが必要なんですね。
オールシーズンなのか、シーズンを限定するか、
コンシューマーの性別、年齢等々、ターゲットを絞り込まないと、
狙いがはずれかねません。

ちょっと時間をおいて、時間をかけて、モノができ、手にするまでをよく観察されたらどうでしょう。
おのずとみえてくるように思います。この辺のことは広告以前に解決することで、これを踏まえて、
コンセプトを元に制作活動されるのですよね。
小さくは営業、大きくは経済行動にも当然精通していかなくちゃいけなくなります。


> 辞書で「マーケティング」という言葉を調べたら、「市場調査」と出ました。
> マーケティング自体解らないのです。

下記、たいへん情報量が多そうですが、勉強されてはどうでしょうか!?
http://allabout.co.jp/career/marketing/subject/msub_mkt-01.htm


ひとつ、トルストイの「人生論」だったかに、こんなことが書いてあったと思います。
なにかのヒントにしていただければ幸いです。

hagetakaがかなり脚色することになっているとはおもいますが(笑)ご容赦を・・・ぼくのコンセプトが伝わればうれしいです。
パン職人が、代々受け継がれてきた製法で美味しいパンをつくってきた。
よく売れて、売れ切れて、よく儲かる。なぜ、わしのつくったパンはよく売れるのかと、その原因・理由を調べ出す。
これまでは感覚で材料を混ぜ焼きパンをつくっていたのを、何が何グラムといったように詳細を調べて、その後は、その通り、
材料を計っては調合し焼き時間も管理して、完璧なと思う調合と製法に基づいてパンをつくります。
で結果はどうだったかというと、もう想像がつくでしょうが、美味しくなくなり、売れなくなっていったのですね。