海と家(油絵100号)

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高校時代の油絵です(笑)写真を見つけましたので・・・

この写真を貼ってあったアルバムに下記のメモがありました。
変わっていない自分を褒めてやりたくなりました(爆)

油絵の絵画批評:洗練された色彩感覚。すっきりした作品。


 シューリヒトは生涯を通じて自然の孤独を愛した。ナチスが暴力をふるうようになってからはスイスに亡命し、ぶどう畑のある村の二階に住んでいた。朝、窓をあけると湖のかなたに雪をいただいたアルプスの山脈がくっきりと見えるすばらしいところであった。
 彼は都会をなによりもきらった。神の創造した美しい大自然を、文明という名のもとに便利や利益に目がくらんで破壊する人間の行為ががまんならなかったのである。
 ブルックナーもまた都会の花やかさや表面だけの俗っぽい礼儀作法をきらい、日常のできごとや政治問題などは少しも知らず、素朴で不器用な田舎者としての一生を送った。

     毎日新聞 フォトエッセー 宇野功芳